街で見かけた素敵な女性
先日街で美しい女性を見かけました。
「美しい」だなんてなんとも月並みな言葉かもしれないけれど、ふと見た瞬間にその言葉が一番深いところからじわじわと、でも確かに湧いてきました。
全身黒のワントーンで揃えていてとても素敵でした。
無駄がなくてミニマム、さらにおしゃれで。
その背筋をぴんっと伸ばして颯爽と歩く姿に、心揺さぶられた…
そしてなんと言っても1番目を引いたのはその白髪。
("しらが"ではなく"はくはつ"という読みの方がかっこいい)
「ロマンスグレー」という言葉がぴったり当てはまりそうな、なんとも言えない美しさだったのです。
初めて、"将来こんな風になれたら"と未来の自分に思いを馳せました。
20歳の自分にとって髪がシルバーに揃えられるような日というのは果てしなく遠く感じます。
また、私は幼い頃から若白髪があり、白い髪の毛には良くも悪くも関心がありました。
だからこそ、その人の美しさが目にとまったのかもしれません。
すでに白髪染めを止めて自然な髪色と生きていこうとは考えていましたが、ここまで美しくなるものだとは知らず。
今描かなかったら次いつ描きたい対象が現れるか分からない!と鬼気迫る欲が湧いてきて、絵にしました。
(写真ではないから肖像権には引っかかっていない…よね?)
ちなみにエスカレーターで見かけたのでほとんどお顔は見えませんでした。
リップが真っ赤なのも想像…でも
そうなら似合っているだろうなぁ
水彩ペンの色、少しずつ揃えていきたい。
使い方も習得したいです。
とくにこのブーツの塗り方はひどいな。