なんと言えば良いか分からない時なんて言う? その1
こんにちは、ぽっつんです。
今回はミニマリズムというより、丁寧に生きることについて。
普段人と関わっていく中で、なんと返すのが良いか迷う場面がたびたびあります。
いろんな種類があるのですが、今回はこんな場面でした。
講義が終わって教室から人が一斉に出て行く時。ある女の子が、机の端に置いていた私の水筒にぶつかりました。
水筒は勢いよく倒れて床へ。幸いスタンレーくんはとても頑丈なので、傷1つ付きませんでしたが、その子は焦った様子で水筒を拾ってくれました。
はい、こういう時です。なんと言えばいいか迷う瞬間。
一応、その女の子が謝る立場に立ってくれたので、水筒が無事なことを確認して「大丈夫だよ!」とか「いいよ!」とか言えばいいのかもしれませんが…
なんというか個人的にそれって物凄く、優位に立ちたがり過ぎどなと思ってしまうんです。
自意識過剰ですね。でも、"許す・許さない"というのは権力という言葉とセットで想起される。罪人と被害者とか、そんな印象が強過ぎて。
そしてその瞬間に、口をついて出てきた言葉は「ありがとう」でした。
拾ってくれて、という意味あいは敢えて省略。
とにかくありがとうって言われて、嫌なことってあまり無い…と思っています。
大切にしたい言葉ってたくさんあるけど、ありがとうは特に深く突き刺さる。
ごめんねよりありがとうが好き。どっちか迷ったらとりあえずこっち、というくらい。
そんな言葉が、戸惑ったイレギュラーな瞬間に口をついて出てきてくれて嬉しかったのです。(相手にとって違和感があったかは知らないけど)
他愛ない日常のお話でした。