そのチョコが虚しさで溢れる理由
今週のお題「バレンタインデー」
こんにちは、ぽっつんです。
さて皆さん、嬉しいかな悲しいかな、バレンタインデーが近いですね!
本命チョコを好きな男の子にあげたことのある方もいらっしゃるかと思います。
でもちょっと待ってください。
そのチョコは本当に本命チョコですか?
もしあなたが、「好き」と認識している相手に「バレンタインだからチョコをあげた方がいいのかな?」と迷っているのであれば、考えてみてください。
それは、義理ではありませんか?
だってあなたが本当に相手のことが好きなら、チョコなんてあげようがあげまいが関係ないからです。
仮に相手の人もあなたの思いに気づいていたら、相思相愛だった場合…もちろん告白するつもりならまたとないチャンスですから、生かさない手はありませんね。それに相手を思いやって気持ちがこもったプレゼントというのは素敵なものです。
しかし、あげたほうがいいのかな?というのは完全に"義理"の思考回路ですよね。
かつて、私もそんなことに頭を抱えた事があります。
当時、そこそこLINEのやり取りをしたり何度か2人で食事や映画に行くという相手がいました。
ある日バレンタイン付近に会う事になったのでその日は晩御飯いらないよーとの旨を親に伝えると…
「チョコあげるんでしょ?」
へ?
完全に眼中にない話題でした。しかも母に連れられてデパートに行くと某有名チョコレート店のパッケージを見せられ…あげなよ、告白されるかもしれないし…とのこと。
で、あげました。その後お誘いを受ける頻度も多くなったのですが…
不思議と嬉しくならなかったんです。
それは自分の気持ちに嘘をついているから。
自発的な気持ちでやっていない事って、時に自分の心に傷を作ることになるんです。もちろん相手にも傷を負わせたかもしれません。付き合う気もないのに高級チョコをあげたりして結局付き合わなかったし。
人生においてかすり傷をたくさん経験すると強くなる、という発想があると思いますが、うっかりその傷が深いものになると立ち直るのが自力では難しくなったりします。
今回の件ではそこまでではありませんでしたが、なんだか悪いことをした気分にはなりました。
そして問題なのが、なんであげる気になったか?という点なのですが…
余裕がなかったから。ここでもしチョコをあげずに仲良くする機会を失ったら、二度と好きになってくれる人はいないのではないか…と。
若いですね(?)というよりも完全に自己防衛、エゴイズムの塊です。
だけどそんなことを思ってしまうのって
自分で自分を愛せていないから
だと思います。
自分で自分の体や心を労ってあげないと、人に愛されたり好かれたりすることに執着するという違和感たっぷりのベクトルを持って"自分の価値を人に委ねてしまう"んですよね。
後悔はしていませんし、むしろこうして気づきを得た良い経験だったと考えています。
ちなみに今年のバレンタインは自分用にチョコを買いました。以前の記事に書いています。
"1年間お疲れ様、まだまだ寒いけどこれからもよろしくね"という思いを込めて。
ハッピーバレンタイン
ではまた。