ぽっつん大学生のミニマリスト生活

大学生が、必要最低限で丁寧な暮らしを目指すブログです。物質的なことはもちろんですが、精神的な側面も。

言葉をどうすることが語彙力なのか

お久しぶりです、ぽっつんです。


だんだんと、言葉を尽くして記事を書こうとすると1つにかける時間が長くなり…そうこうするうちに新鮮な気持ちが薄らいで筆が(キーボードが)進まず…なんだかとても久々な気分。塩梅が難しいです。


さて、最近ふと思ったことなのですが


皆さんは語彙力に自信、おありですか?

そもそも語彙力ってなんの事なのでしょう。語彙を知っている事つまり沢山インプットされている事なのか、運用する事なのか。さてでは「語彙力」の定義でも調べるかと辞書を開けば、また記事が眠りにつきそうなので一息に書いてしまいます。皆さん各自でお調べください。


最近同年代の子と話している時「私、最近全然本読んで無い〜語彙力ないわ〜」という発言が飛び出しました。別段深い意味ではないのでしょうが、私はずっとそのことについてモヤモヤと考えあぐねていたのです。

なぜなら、「この人は本を沢山読むのに、なぜ語彙力がないのか?」と考えたからです。"伝えたい思いが複雑すぎて言葉が追いつかないor知識が足りない"というのも人によってはあるでしょうが、その人に感じたのは少し違う感覚でした。


まず思ったのは、その人に足りないのは言葉ではなく経験では?ということ。

言葉というのは記号です。数学でXを使う時、イコールで長ったらしい式を繋げることが多いですよね。あれは、Xが存在するだけでは成立しません。長ったらしい式があって初めて記号が必要とされるのです。

なんかわかりづらいな。

まず経験や体験があり、そこから感情や考えが浮かび、それを伝えるべき又は伝えたい相手がいる。

そこまで来て初めて言葉は必要になると思うんです。

私から見たその人は、かなりの保守派。この春でこそ「いろいろチャレンジしてみる」とか言い始めましたけど、自分の殻に閉じこもっている印象。飲み会にも一度も行ったことがないそうで。感情もかなり絞られている様子で、よく言えば小賢しくないと言えるでしょうが"ありがとう"や"ごめんね"といった基本的な言葉も、いつ言うべきかまだあまり知らないみたいで。

そんな彼女に、果たしてバリエーション豊かで複雑怪奇な語彙が必要なのか。


一つ付け加えるとしたら「きっと彼女は既に沢山の言葉を持っている」という前提があること、です。

ちょっと時間があればサッと本を取り出して読むような人ですから、言葉が脳内に蓄積されていないわけではないと思います。

ただ、ただ使い時を知らない。こうした言葉に集約できるのかな、と。


一方のぽっつんは完全に語彙力不足。そこに加えて彼女とお揃いの言葉足らず。

見事に絶望的なんですけど、この春休みを利用してでき得る限り本を読み漁ってやろうと決意した次第です。また、言葉に見合うだけの経験値も、ガシガシ上げていきたい。と言いつつ私も立派なインドア人間なのですが…


ではまた。