無自覚ミニマリスト
この間、幼稚園からの友人と一年ぶりに会った。
(大切な人は滅多に会わなくても、大切に心の中にいるなぁとしみじみ。)
彼女は東京の大学に進学した。
そのため帰省した時に会うのがメイン。
そして先日、ふと気づいた。
あ、去年会った時とと同じ服着てる!
全身全く同じではないんだけれど、アウターやボトムスといった主要アイテムは同じだった。
別におかしなことではない。
だが、自分の服遍歴を振り返ってみると、毎年総入れ替えするかのように違う服を着ていることに気づいた。
正直、恥ずかしかった。
もちろん必要な服の量は人によって違うし、境遇によってもいろいろあるはず。
ただ、何というか、いかにセルフコントロール出来ていないか思い知らされた。いかに自己管理できていないか。
念のため言い訳しておくと、私には女兄弟がいない。
親戚にも少ないためか、服のお下がりもさしてもらう機会がなかった。
だから自分用に服を買ってもらう機会が多かった。
そして何より、比較的小さい頃から自分用の箪笥ないしクローゼットがあった。また、ある程度自分で服の管理をする必要があった。(親に聞いたら違うと言われるかもしれないです笑。そう認識しているだけ。)
また、親は私に甘かった。あれ買って?と言わんばかりに見つめて指差せばたいてい買ってくれた。
その時はそれが良い事だとばかり思っていたし、周りからも羨ましがられた。
でも違った。心はどんどん寂しくなる。物が増えれば増えるほど。
幼少期の物の管理って、みんなどうしているんだろう。
今、この記事を書きながらふと思いました。
(長々と言い訳したなぁ。)
とりあえず思ったことは、彼女=その幼馴染が、聡明であること。"足るを知る"という言葉がよく似合うということ。
モデルさんのようにオシャレ…とは言わないけど、自分のお気に入りを着ているのかな、厳選した服なのかな、物持ちいいな
といった良い印象と妄想ばかりが膨らむ。
何というか、根っからのミニマリスト 。
無意識のミニマリスト 。
私が必死で意識しないと出来ないことが、彼女には出来る。
そんな風に感じたのでした。
そして彼女の凄いところは、そんなぽっつんの良いところを沢山知っていてくれるところ。
自分で悪いと思っているところも、思いがけず褒めてくれたり、感謝してくれたり。
きっと、自分の身の回りが整然としているから、他人を見る余裕がある。
そうも感じられた。
でも本人に言ってもほとんど否定される気がする笑
なんだか、幼馴染の自慢する回になった気がする汗
何を基準に服を選ぶか、という話もしてみたいけれどまた今度。